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BingのAIチャット検索にはGPT-4が使われているのか?

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BingのAIチャット型検索エンジンはGPT-4が採用されている?

2023年8月現在、MicrosoftがOpen AIの技術で開発したチャット型検索機能「新しいBing」が話題になっています。

当記事では以下のトピックについて解説します。

  • 新しいBingのAIチャット検索はリリース当初からGPT-4を採用されていることをMicrosoftが公表している
  • OpenAIがGPT4以降の改善版をリリースするとBingのAIチャット検索にも反映されていく予定
  • 同じOpenAIの技術を使っているChatGPTは有料版利用者のみGPT4が使える

BingのAIチャット検索は当初からGPT-4を採用

新しいBingのAIチャット検索は、リリース当初からGPT-4を採用して動作していることを、Microsoftが公式ブログ「Microsoft Bing Blogs(英語)」上で2023年3月14日に公表しました。

<Microsoft公式サイト>Confirmed: the new Bing runs on OpenAI’s GPT-4

Microsoftによると、過去5週間前以降(2023年2月の前半頃〜)より新しいBingのプレビュー版のチャット型検索機能を利用できているユーザーに対しては、Bing検索用にカスタマイズされたGPT-4が動作していたことが明らかになりました。

新しい Bing が、検索用にカスタマイズした GPT-4 で実行されていることを確認できてうれしく思います。過去 5 週間に新しい Bing プレビューを使用したことがある方は、この強力なモデルの初期バージョンを既に体験済みです。

引用元:<Microsoft公式サイト>Confirmed: the new Bing runs on OpenAI’s GPT-4

BingのAIチャット検索は今後もOpenAIの最新技術が反映される

また、今後OpenAIがGPT-4以降のバージョンを開発した場合はBingのAIチャット型検索にも反映され、今後も最新のOpenAIの技術が利用できる方針であることを公表しています。

OpenAI が GPT-4 以降を更新すると、Bing はそれらの改善から恩恵を受けます。

引用元:<Microsoft公式サイト>Confirmed: the new Bing runs on OpenAI’s GPT-4

BingがOpenAIのGPT-4を利用している理由

GPT-4はAI開発の新興企業OpenAIが開発を進めている技術ですが、MicrosoftはOpenAIに対して出資を行っており、OpenAIは出資元のMicrosoftとの関係を深めています。

Microsoftは今後数年間で100億ドル(およそ1兆円以上)の資金をOpenAIに対して出資する予定を公表しています。

マイクロソフト、ChatGPTのオープンAIに複数年で100億ドル投資

OpenAIのサービスとして代表的なプロダクトとしてはChatGPTもありますが、出資元のMicrosoftが提供するBingのAIチャット検索に対してもOpenAIの技術が採用され続ける見込みです。

ChatGPTは無料版ではまだGPT-4が利用できない

OpenAIが直接提供するチャット型UIで対話や情報探索ができるサービスChatGPTでは、現時点では無料版ユーザーはGPT-4を利用することはできず、GPT-3.5が採用されています。

すべての Plus サブスクライバーにモデルを試す機会を与えるために、需要に基づいて GPT-4 の使用上限を動的に調整します。GPT-4 の詳細については、こちらをご覧ください。

このリリースでは、無料アカウントの更新はありません。

<ChatGPT公式サイト>リリースノート (3 月 14 日)

ChatGPTでGPT-4を利用するためには、ChatGPT Plusの月額有料サービスを利用する必要があり、無料でGPT-4を触ることはできません。

現時点ではGPT-4を一般的なユーザーが無料で利用しやすい公式サービスとしてはBingのAIチャット検索が代表的です。

この記事の情報更新履歴:

2023年8月14日:新しいBingの順番待ちリストを削除

本ページの情報は2023年8月14日時点の情報です。最新の情報については必ず各サービスの公式サイトご確認ください。

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長島 圭佑 / Keisuke Nagashima

「株式会社七変化(7henge, inc.」の代表取締役。スマホやアプリ、ネット回線/VPN等のオンラインツールを上手に活用するためのTipsを提供するWebサイト「アプリポ」を運営しています。他にもネット回線速度の投稿型サイト「回線ちぇっく」を開発・運営し、投稿データの統計値をコンテンツ制作に役立てています。また、LINEMOやpovo等の格安SIM回線各社やVPN等のサービスを実際に契約し、随時快適性や機能性を評価しています。

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