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BingのAIチャット検索は無料?1日や1回の回数制限は?Unfortunatelyエラーの意味は?

#BingのAIチャット検索

BingのAIチャット型検索は無料で使うと制限はある?

2023年3月現在、MicrosoftがOpen AIの技術で開発したチャット型検索機能「新しいBing」が話題になっています。

当記事では以下のトピックについて解説します。

  • BingのAIチャット検索はテスト公開版で全て無料で使える
  • BingのAIチャット検索は1回の質問で6往復まで&1日あたり60往復までの制限があり
  • 1つの話題での往復の上限に達すると「Unfortunately, we need to move on! Click “New topic” to chat more.」エラーが出る
  • 今後も検索ユーザーの利用動向を見ながら回数制限を調整していく予定

BingのAIチャット検索はテスト公開中で全て無料で使える

新しいBingのAI型チャット検索の順番待ちリストへ参加後、数日で新しいBingが利用可能になり利用をしてみました。

BingのAI型チャット検索は現在順番待ちリスト参加ユーザーに順次公開している段階で、すべてのユーザーが利用できるわけではありませんが、招待後はBingのAI型チャット検索のすべての機能を無料で利用することができます。

Microsoft製品にはOfficeソフトやクラウドストレージなど有料でより快適に利用できるサービスもありますが、今のところBingのAIチャット検索は全機能が利用回数に制限がついた状態で無料で提供されています。

BingのAIチャット検索は1つのトピックで1回6往復までの制限がある

新しいBingのAI型チャット検索は1回の話題でのAIとのメッセージの往復が6往復を超えると、

  • Unfortunately, we need to move on! Click “New topic” to chat more.

というエラーメッセージが表示されます。

<Gadget Gate>マイクロソフトBing AIの利用制限、苦情により緩和へ

<ITMedia>Microsoft、「新しいBing」でのチャットは1回につき5問答まで、1日50チャットまでに制限

日本語での意味は「もっとチャット機能を使うには、新しい別の話題に移ってください」という意味合いです。

BingのAIチャット検索は1日合計で60往復まで利用できる

Microsoftはテスト公開版という位置づけの新しいBingのAI型チャット検索で、1日で合計60往復(60回の質問と回答)という上限を設けています。

<Gadget Gate>マイクロソフトBing AIの利用制限、苦情により緩和へ

1日に利用上限が設けられている理由としては、

  • 無料のテスト公開版のみが提供中のため、ユーザーが大量に質問や回答を引出し、システムの負荷や管理コストが膨れ上がることを防止する
  • 長時間質問と回答を繰り返すことでAIの回答が予測しづらく不正確になるリスクを避ける
  • BingのAIチャット検索で今後、回数制限が解除される有料版の提供を検討している

といった理由が考えられそうです。

BingのAIチャット検索は始まったばかりでユーザーの動向を反映予定

BingのAIチャット検索は、2023年2月に提供がスタートしたばかりのサービスです。

今後利用できるユーザーや言語・環境を段階的に増やしつつ、ユーザーの行動や反響を見ながらシステムの改良をすすめる予定です。

GoogleやBing、Yahoo!などの大手検索エンジンは無料で検索がし放題な点が魅力の1つなので、今後新しいBingのAIチャット検索もGoogleなど他社への対抗のために質問回数の上限を緩和したり、撤廃することも考えられます。

  • 現在はPC(WindowsやMac)でEdgeブラウザでbing.comにアクセスした時のみに利用が可能ですが、今後利用できるブラウザやスマホアプリへの対応が進められう予定です。

BingのAIチャットは当初からGPT-4をカスタマイズして動作している

新しいBingのAIチャット検索は、リリース当初からGPT-4を採用して動作していることを、Microsoftが公式ブログ「Microsoft Bing Blogs(英語)」上で2023年3月14日に公表しました。

<Microsoft公式サイト>Confirmed: the new Bing runs on OpenAI’s GPT-4

Microsoftによると、過去5週間前以降(2023年2月の前半頃〜)より新しいBingのプレビュー版のチャット型検索機能を利用できているユーザーに対しては、Bing検索用にカスタマイズされたGPT-4が動作していたことが明らかになりました。

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Keisuke Nagashima(7henge, inc.)

東京都内の大学を卒業後、東京・渋谷の複数のIT系企業で働いた後に、2015年7月にフリーランスのWebデザイナーとして独立し、2021年8月に法人化し「株式会社七変化」を設立。企業のホームページ等を制作するWebデザイナーとして活動しつつ、スマホやPCを上手に活用した生活や仕事を行うのに役立つ様々なTipsや知識を提供するWebサイト「アプリポ」を始め、複数のWebサイトを運営しています。