楽天モバイル最強プランは何が変わる？違いや変更点を解説。

楽天モバイル最強プランは前プランと何が変わる？

楽天モバイルは、2023年6月1日より「Rakuten最強プラン」の提供を開始します。

また、この新プランは、6月以降楽天モバイルを使っている人なら自動で移行されます。

そのため、特にプランを変えるつもりがなかった人にとっても気になる内容です。

本記事では、楽天モバイルの新プラン「Rakuten最強プラン」について、これまでとの違いや変更点などを解説していきます。

記事の内容をまとめると以下の通りです。

• 楽天モバイルはパートナー回線もデータ無制限になる
• 建物や地下鉄などでつながりにくい問題点の改善が期待される
• データ無制限になっても月額料金は変わらない
• その他の変更点はほとんどなし
• 2023年5月から乗り換えが簡単になり手間も減るのでタイミングもいい

楽天モバイル最強プランにデメリットは？メリットは他社と比較して何？

楽天モバイル最強プランはより屋内や繁華街等でつながりやすくなる

Rakuten最強プランは、従来のプランとは違いパートナー回線(au回線)のデータ容量が無制限になります。

• 従来プラン:5GB
• Rakuten最強プラン:無制限

そもそも、楽天モバイルの課題として、建物内や地下空間でも電波が届きやすい「プラチナバンド」の周波数帯を所持していない点がありました。

パートナー回線はそのプラチナバンドに対応しており、楽天モバイルの弱点を補う働きがあります。

ただ、従来のプランでのパートナー回線は5GB以上の使用で通信制限がかかり、使いすぎるとほとんど使えなくなってしまい、対策が十分とは言えませんでした。

今回、データ容量が無制限になったことで、さらに快適に楽天モバイルを使える期待が持てるでしょう。

また、Rakuten最強プランではパートナー回線を利用するうえでの注意点もあります。

• パートナー回線で使える周波数帯は1種類のみ
• パートナー回線が使えないエリアもある

パートナー回線で使える周波数帯は1種類のみ

Rakuten最強プランでは、auの回線が無制限で利用できます。

ですが、auの全ての回線を利用できるわけではなく、対応しているのは800MHz帯のプラチナバンドのみです。

周波数帯が1つしか対応していないため、公平なサービス提供のために速度制限が行われる可能性もあります。

並びに、auの5G回線等は利用できないことを理解しておきましょう。

パートナー回線が使えないエリアもある

楽天モバイルでは、auとのローミング契約を終了しているエリアも存在しています。

そのため、楽天モバイルの電波が届きにくくても、ローミングの回線を利用できないエリアが存在します。

電波がつながりにくいときはどこでもパートナー回線を利用できるわけではないことを理解しておきましょう。

それでも、今回の新プランで無制限で利用できるエリアがさらに増えたことは事実です。

楽天モバイル最強プランは値段の変更なく提供される

楽天モバイルといえば、プラン変更で1GB以下無料がなくなったことが印象に残っている方も多いでしょう。

ただ、今回無制限でデータを利用できるなど通信環境が改善されたにも関わらず、プラン料金はそのままで提供されます。

• 0~3GB未満:1,078円(税込)
• 3~20GB未満:2,178円(税込)
• 20GB~:3,278円(税込)

もし、電波が悪いという理由で楽天モバイルを使わなかった方は、これを機に乗り換えるのも１つの手でしょう。

パートナー回線のデータチャージ料金も気にする必要がなくなる

また、従来のプランでは、パートナー回線の容量を使い切ると1Mbpsの速度制限がなされます。

その速度制限をなくすデータチャージには1GBあたり660円(税込)の料金がかかっていました。

ですが、6月1日以降は速度制限がされなくなり、追加で料金を払う必要もなくなります。

楽天モバイル最強プランに変わる具体的なメリット

楽天モバイル最強プランになると、パートナー回線との容量差がなくなるのは先ほど解説した通りです。

そのため、パートナー回線につながっているにも関わらずたくさん使ってしまい、容量を使い切る心配が不要な点が大きなメリットといえます。

楽天モバイルを利用する際、「my楽天モバイル」アプリを確認すれば、現在接続されている回線を確かめられます。ですが、こまめにチェックしている人は少なく、節約しようとしても手間がかかって難しいのが現状です。

普段行動するエリアや旅行先によっては、パートナー回線しか利用できない場所もありますが、いちいち気にせず無制限に使い続けられるとストレスも減るでしょう。

楽天モバイル最強プランへの乗り換えも簡単になる

また、楽天モバイル最強プランの提供が開始される時期に、「MNPワンストップサービス」も開始されます。

これは、MNP予約番号を乗り換え元で発行しなくても、楽天モバイル側の手続きだけで乗り換えが完了するものです。

そのため、乗り換えの際に2社での手続きの手間や、無理な引き止めなど煩わしい作業もしなくても良くなります。

また、2023年6月末には、楽天市場からの申し込みで開通が完了し、さらに手軽に楽天モバイルを始めることができそうです。(※eSIMのみ)

事務手数料も無料のまま変わらない

また、楽天モバイルは「Rakuten最強プラン」開始後も事務手数料は無料のままです。

au、ドコモ、ソフトバンクは事務手数料値上げを発表している中、ユーザーのことを考えているのが伝わります。

乗り換えが手軽になる時期に合わせて、お得に乗り換えをしてみましょう。

楽天モバイル最強プランの違いはパートナー回線のデータ容量

楽天モバイルの新プラン「Rakuten最強プラン」について、これまでとの違いや変更点などを解説しました。

新プランになると、これまで5GBしか使えなかったパートナー回線が無制限に変わります。

そのため、屋内や人通りの多い場所、地下鉄や山中など、パートナー回線しか繋がらない場所でもデータ容量を気にしなくても良くなる可能性が高いです。

料金も変わらず、乗り換え方法も手軽になるため、乗り換えるいいタイミングといえます。

この記事が、あなたの参考になれば幸いです。

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