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X(旧Twitter)は有料化する?見るだけの場合や内容&なぜなのか解説

#X(Twitter)

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X(旧Twitter)が有料化する可能性はある?

電気自動車のテスラや宇宙開発事業で有名な実業家のイーロン・マスク氏が、2022年10月にX(旧Twitter)運営会社を巨額で買収したことで、ツイッターの仕組みや機能に大きな変更が加えられる可能性が高まっています。

X(旧Twitter)のマスク氏による買収完了、上場廃止は11月8日(公式)

当記事では以下の事柄について解説します。

  • X(旧Twitter)は有料のサブスク機能を大幅に強化し無料版アカウントより便利に使える
  • X(旧Twitter)が無料で一切使えなくなる可能性は低いが有料のサブスク加入者を優遇する可能性は高い
  • X(旧Twitter)を見るだけの場合は無料ユーザーでも問題ない可能性が高いが一部制限の可能性が

「Twitterブルー」という有料月額サービスを強化予定

X(旧Twitter)ではイーロン・マスク氏の買収前から有料のサブスクリプションサービスとして「Twitterブルー」を一部の英語圏の国々で提供していました。

Twitterブルーの現在の主な限定機能(今後追加予定を含む)は以下となります。

  • Twitterブルーメンバーであることを表す「青バッジ」と通知での優先枠表示 ※従来の認証バッジとは意味合いが異なるが今の所同様のデザイン
  • 気に入ったポストをフォルダで分別して管理できる機能
  • X(旧Twitter)のアプリアイコンのカスタマイズ
  • X(旧Twitter)の背景をカラーテーマで変更でき、アプリアイコンも変更できる機能
  • ナビゲーションボタンの内容のカスタマイズ
  • 上位の記事(Top Articles)
  • 長いスレッドを読みやすいデザインに変換してくれる機能
  • ポスト取り消しボタン
  • 会話の優先度ランキング
  • 無料版ユーザーより長時間の動画をX(旧Twitter)で投稿できる

Twitterブルーの青バッジ付与は米国やカナダなど一部の国でのみ開始していますが、今後は収益化を強化するために全世界的に展開される見込みです。

2023年8月現在日本国内でもTwitter Blueの申込受付を開始しています。

「Twitter Blue」日本でも公開、月額980円 iOS版は400円上乗せ

最新の情報はTwitter Blue公式アカウント(グローバル)のポストや、X(旧Twitter)公式ヘルプ内のTwitter Blueに関するページを確認することで取得できます。

<英語版X(旧Twitter)ヘルプ>How to get verified on Twitter

Twitterブルーの現在の提供機能の詳細は、X(旧Twitter)公式ヘルプ(英語版 or 日本語版)にも記載がありますが、英語版の情報がより最新になる傾向があります。

Twitterブルーの機能や優遇サービスは今後大幅に強化される

イーロン・マスク氏のポストでは、今後有料課金ユーザーに対して以下のような特典を与えるアイデアがあるようです。

  • 返信やメンションで優先表示・通知
  • X(旧Twitter)上での検索での優先表示
  • 長いビデオや音声を投稿できる機能

イーロン・マスク氏がX(旧Twitter)の経営者として関わり始めてから多数の施策が明らかになっていますが、今後も目まぐるしくテストが行われ仕様が大きく変わる見込みです。

Twitterブルーの機能の一つとして青い認証バッジを提供

Twitterブルーの一つ機能として、従来は一部の一定以上有名なユーザーのみに付与されていた青い認証バッジ(チェックマーク)がTwitterブルーの月額料金を支払うことで取得できるように仕様が変更されました。

提供開始後、偽アカウント等の対策に追われたことから、一時的にTwitter Blue認証バッジの受付は停止されました。

イーロン・マスク氏は英語圏の一部の国で提供していたTwitter Blueでの青色の認証バッジの有料付与は2022年11月29日に再開予定としていましたが、日程が延期となったことを明らかにしています。

2022年12月12日(現地時間)にTwitterブルーと青色認証バッジの提供を、少なくともTwitterブルーを提供したことがある英語圏の一部の地域で再開されました。

X(旧Twitter)のバッジの色はブルー・ゴールド・グレーの3色になる

また、今後は企業のOfficial(公式)アカウントであることを示すバッジの色はゴールドに変更となる予定です。

公的機関であることを示すバッジの色はグレー系のカラーへ変更され、Twitterの有料ブルーユーザーと企業・公的機関の違いを色で見分けやすくします。

:ゴールドの企業認証バッジ、:グレーの公的機関認証バッジ

x 左:ゴールドの企業認証バッジ、右:グレーの公的機関認証バッジの画像x 左:ゴールドの企業認証バッジ、右:グレーの公的機関認証バッジの画像

過去の基準で認証された青バッジは数ヶ月に削除される予定

また、イーロン・マスク氏が買収を行う前のX(旧Twitter)において認証と審査により付与された青バッジは、今後数ヶ月で削除される見通しであることをイーロン・マスク氏が発表しています。

X(旧Twitter)のマスクCEO、「認証としての青バッジは数カ月中に削除する」とポスト

X(旧Twitter)が無料で一切使えなくなる可能性は低い

X(旧Twitter)は無料のSNS・マイクロブログサービスとして利用者数や認知度を高めてきたため、無料では一切X(旧Twitter)を見ることやつぶやくことができない…といった可能性は現時点では低めです。

しかしX(旧Twitter)運営会社の収益性や経営状況は良いとは言えない状態だっため、今後は有料版のTwitterブルー向けの機能を優先して追加していくことになりそうです。

そのため無料でX(旧Twitter)を利用しているユーザーと比べると、有料のTwitterブルーメンバーがより快適にツイッターを使えるように変化しそうです。

Twitterブルーは一部の英語圏を中心とした地域&日本で展開中

Twitterブルーは2023年8月現在、アメリカ、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、イギリス、日本で提供中です。

現時点ではTwitterブルーの加入者は全世界でもごくわずかですが、今後収益強化のために幅広い国や地域でTwitterブルーが利用できるようになる可能性が高いです。

X(旧Twitter)運営は有料ユーザーを増やし広告収入への依存を減らしたい

イーロン・マスク氏の買収後は企業が掲載する広告収入への過度な依存を減らし、収益源を多角化するためにTwitterブルーの加入者を大幅に増やす対策やプロモーションが行われる予定です。

YouTubeをより便利で快適に使える様になる有料月額プラン「YouTube Premium」のX(旧Twitter)版のようなイメージになりそうですが、Twitterブルーを利用すると広告が完全に非表示になるかどうか?は明らかになっていません。

見るだけの場合は無料でも問題ないが機能制限の可能性も

無料でX(旧Twitter)を使う場合は機能制限を掛けるアイデアもX(旧Twitter)運営会社の経営者となったイーロン・マスク氏には存在するようで、

有料・課金ユーザーを増やすことによって、不正なbotやスパム行為などのノイズを大きく減らし、X(旧Twitter)ユーザーの満足度を上げる効果を見込んでいるようです。

<+Digital>X(旧Twitter)有料化? 認証バッジ課金に続き、マスク新CEOが利用時間課金に言及か

Twitterブルーの月額料金や値段は米国価格でWebからなら8ドル

Twitterブルーはサブスクリプションの提供開始から価格改定や機能が変更されており、現時点では米国価格で8ドルを基準に各国の為替レートに合わせて価格設定がされています。

  • App StoreでのTwitterブルーのサブスクリプションは11ドルとWebやAndroidからの申し込みよりも高額に設定されていますが、iOSユーザーもWebで申し込みができます

当初は2.99ドルでスタートしましたが、途中で何度か値上げされており今後も価格や機能・提供サービスが大きく変わる可能性があります。

日本でのTwitterブルーの月額利用料金は、Webブラウザからの申し込みの場合は980円、iOS・AndroidのX(旧Twitter)公式アプリからの申し込みの場合は1,380円となっています。

この記事の情報更新履歴:

2023年8月16日:X(旧Twitte)の名称を修正、X(旧Twitte)のUI変更のため画像を修正

2023年5月4日:Twitter表示変更のため画像を修正

お役立ちリンク:twitter公式ヘルプセンター

画像引用元&出典:twitter

本ページの情報は2023年8月16日時点の情報です。最新の情報については必ず各サービスの公式サイトご確認ください。

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この記事の執筆者

長島 圭佑 / Keisuke Nagashima

「株式会社七変化(7henge, inc.」の代表取締役。スマホやアプリ、ネット回線/VPN等のオンラインツールを上手に活用するためのTipsを提供するWebサイト「アプリポ」を運営しています。他にもネット回線速度の投稿型サイト「回線ちぇっく」を開発・運営し、投稿データの統計値をコンテンツ制作に役立てています。また、LINEMOやpovo等の格安SIM回線各社やVPN等のサービスを実際に契約し、随時快適性や機能性を評価しています。

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