山下ふ頭再開発でカジノ(IR)ができる?国際展示場を中心とした構想も

最終更新:2017.12.09

横浜市の山下公園に隣接して立地している「山下ふ頭」で横浜市により再開発の構想が持ち上がっています。山下ふ頭が再開発されれば人気観光スポットである山下公園との回遊効果も期待できそうです。横浜市の旧来からの中心街である関内エリアは、みなとみらいや横浜駅周辺の開発に押されて最近停滞気味でしたが、山下ふ頭再開発により再活性化される可能性があります。

山下ふ頭の再開発基本計画

山下ふ頭の再開発基本計画が横浜市港湾局のサイトに掲載されています。

広大な開発空有間が広がる山下ふ頭を再開発することにより、横浜市の成長を牽引し、世界に注目され、目的地とされる「ハーバーリゾート」を形成するとあり、期待を煽ります。

公開されているゾーニング図では、山下ふ頭の中央に、「新たな横浜のシンボルとなる大規模施設」が建設されるとあります。この敷地面積を有する施設としては東京ビックサイトやパシフィコ横浜などと同じ「国際展示場」やシンガポールのマリーナベイサンズのような「カジノ・IR(統合リゾート)施設」、大規模な競技場などが考えられます。

山下ふ頭の3つの突起部分には、「文化・芸術・エンターテイメント・宿泊による滞在ゾーン」と記載があり、水際線を活かしたリゾート感に溢れた高級ホテルやそれに付随する劇場・美術館などが設けられることが予想されます。

画像引用元:横浜市山下ふ頭開発基本計画

横浜商工会議所や経済界は「カジノを含む統合型リゾート」誘致を進めたい意向

横浜商工会議所や経済界は、シンガポールのマリーナベイサンズのような、カジノを含んだ統合型リゾート(IR)の誘致を進めたいようです。カジノによる外国人観光客を中心とした集客が実現でき、横浜が世界から注目される可能性がありますが、治安対策や警備などに一層目を光らせなければなりません。

統合型リゾートは施設全体がカジノになるわけではなく、カジノは統合型リゾートの一部となり、高級ホテルや劇場、美術館、国際展示場などといった施設の中にカジノができるといったイメージです。

横浜港運協会は「世界規模の観光MICE施設」誘致を進めたい意向

横浜港運協会は、カジノを含む統合型リゾート(IR)ではなく、世界規模の観光MICE施設を中核に再開発を進めたいという意向を示しています。

観光MICE施設は、国際展示場を核とし、世界規模の重要会議に対応できる会議施設、あらゆる文化芸術を上演できるホールなどを盛り込んだ複合施設を想定しており、こちらも非常に魅力的です。

国際展示場の規模はパシフィコ横浜を大きく上回り、東京ビックサイトや幕張メッセに匹敵するか、それを超える規模になると思われ、大きな集客効果があると思われます。

山下ふ頭再開発の完成・開業時期は?

山下ふ頭再開発の完成時期はまだ決まっておらず、2020年頃より段階的に開発を進行させる予定となっています。再開発の内容・規模次第では横浜の街に大きなインパクトを与え、中心市街地活性化に資するプロジェクトのなる可能性があり、今後の動きに注目です。

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