神宮外苑地区市街地再開発事業は2030年度全体完成へ!三井不動産主導で進む壮大な計画

三井不動産主導で神宮外苑地区市街地再開発事業が進捗

三井不動産主導で、現在の秩父宮ラグビー場、神宮球場、伊藤忠商事東京本社など、新国立競技場(東京オリンピック・パラリンピックへ向けて建て替え工事中)の南側一帯にある施設を段階的に建て替える「神宮外苑地区市街地再開発事業」の計画概要が、2019年5月に各社の報道で明らかになりました。

総延べ床面積は約53万㎡にのぼる、国内最大級のビッグプロジェクトとなる予定で、事業区域面積は約19.8ヘクタールと、他に類を見ないスケールで再開発が実施される予定です。

神宮外苑地区市街地再開発事業の全体完成配置図

神宮外苑地区市街地再開発事業の全体完成イメージ図が、日刊建設工業新聞のWebサイト上で公開されています。

三井不ら4者/神宮外苑地区再開発(東京都新宿区ほか)/環境アセス手続き開始

現在、再開発区域内北側に神宮第二球場、中央に神宮球場、南側に秩父宮ラグビー場、伊藤忠商事東京本社が立ち並んでいますが、それらを段階的・玉突き的に建て替えていきます。

地上6階建て、延べ床面積約31,000㎡の新秩父宮ラグビー場棟を再開発区域北側に配置し、地上15階建て、延べ床面積約116,000㎡の新神宮球場及び球場併設ホテル棟を再開発区域南側に配置します。

新神宮球場を取り囲むように、高さ約185m、地上40階建て、延べ床面積約132,000㎡の超高層ビルとなり、オフィスや商業施設が入居する「複合棟A」、地上16階建て、延べ床面積約26,000㎡の、ホテルやスポーツ関連施設が入居する「複合棟B」、地上7階建て、延べ床面積約13,000㎡の「ホテル棟」、高さ約190m、地上38階建て、延べ床面積約209,000㎡の超高層ビルとなる「事務所棟」、地上2階建て、延べ床面積約4,000㎡の、商業施設が入居する「並木東棟」の5棟の特色ある建物が配置されます。

駐車場は開発事業全体で1160台の規模で整備されます。

神宮外苑地区市街地再開発で大型ホテルが複数誕生!

ヤクルトスワローズ本拠地となるボールパークとして位置づけられる新神宮球場と一体型となる、国内でも地上15階建ての珍しい球場一体型大型ホテルをはじめ、「複合棟B」や「ホテル棟」にもホテルが入居する予定となっております。

スタジアム一体型ホテルの計画としては、長崎市に2023年に開業予定の「長崎スタジアムシティプロジェクト」があり、今後国内でも例が増えるかもしれません。

同じくスタジアム一体型ホテルが設置される長崎スタジアムシティプロジェクトの完成予想イメージ

画像引用元:長崎・幸町工場跡地活用事業 進捗のご報告

「神宮外苑地区市街地再開発事業」では3棟のホテルが入居することになり、インバウンド観光客の増加に伴う、東京のホテル需要の逼迫を反映しているものと思われます。

神宮外苑地区市街地再開発の建設順序

「神宮外苑地区市街地再開発事業」では、既存のスポーツ施設が使えなくなる期間をなくすため、段階的・玉突き的な開発が行われます。

まず、2021年度〜2022年度にかけて神宮第二球場を解体、2022年度〜2024年度にかけて、神宮第二球場跡地に新秩父宮ラグビー場(1期)を建設します。

2024年度〜2025年度にかかけて既存の秩父宮ラグビー場を解体し、2025年度〜2027年度にかけて、秩父宮ラグビー場跡地に新神宮球場などを建設します。

スポーツ施設以外の施設も並行して建設が行われ、工事期間は2021年〜2030年度を予定しています。

代表的な施設の完成予定年度は以下の通りです。

  • 新秩父宮ラグビー場:2024年度
  • 新神宮球場:2027年度
  • 伊藤忠商事新東京本社ビル:2026年度

2019年11月完成を目指して、新国立競技場の建設が大詰め

画像引用元:新国立競技場整備事業

東京オリンピック・パラリンピックメイン会場として利用される予定の、新国立競技場は2019年11月の完成を予定しています。

歴史あるスポーツゾーンが、装い新たに、超高層ビルと一体型の巨大複合都市へと生まれ変わりそうですね。

千駄ヶ谷・国立競技場・信濃町・外苑前の再開発情報

東京の再開発情報

東京23区内の再開発情報は以下のページにまとめてあります。

東京23区の再開発情報

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