小田急多摩線延伸は2033年想定。新駅やルートは?相模原まで先行整備し上溝方面へ。いつ完成?【2019年最新】

投稿日時:2019.5.30.12:19 / 最終更新:2019.5.30.12:19

画像引用元:小田急多摩線延伸に関する関係者会議 調査のまとめ

小田急多摩線延伸構想を検討、報告書がまとまる

現在唐木田駅が終点になっている、新百合ヶ丘駅〜唐木田駅とを結ぶ、小田急多摩線は、東京都心から多摩ニュータウンへのアクセス路線として運行しています。

小田急多摩線は以前から相模原駅や上溝駅への延伸構想がありましたが、相模原市・町田市らは2019年5月28日に、延伸事業の採算性などを調査した報告書を発表しました。

小田急多摩線延伸はまず相模原駅まで延伸検討

小田急多摩線の延伸構想は、唐木田駅〜相模原駅を経由し、上溝駅方面へ延伸する構想ですが、唐木田駅〜相模原駅感を先行整備するほうが、上溝駅方面まで一体的に整備するより、早期に黒字転換が可能だという調査結果が示されました。

唐木田〜上溝までの一体整備にかかる総工費は約1,300億円、それに対して唐木田〜相模原駅までの先行整備にかかる費用は約870億円と、400億円以上先行整備のほうが低コストとなります。

相模原駅周辺では大規模な再開発が想定されており、通勤需要以外の移動や交流も生まれそうです。

小田急多摩線延伸のルートや新駅は?

まずは相模原駅まで延伸が濃厚か?

延伸のルートは、唐木田駅〜相模原駅の間に、新駅が1駅設けられる予定となっており、相模原駅でJR横浜線と接続します。

相模原駅周辺には相模総合補給廠があり、米軍から一部土地が変換される予定となっており、相模原駅周辺では大規模な再開発が想定されています。

唐木田駅〜相模原駅までの延長は5.8km、相模原駅〜上溝駅までの延長は3.0kmとなっており、既存の小田急多摩線部分などに比べて、首都圏の鉄道路線計画としては、コストをできるだけ抑えるためか、駅間距離が長めになっています。

計画が実現すれば、相模原駅から新宿駅までを小田急線経由で45〜50分程度で結び、都心とのアクセスが大きく改善されます。

画像引用元:小田急多摩線延伸に関する関係者会議 調査のまとめ

中間新駅は上小山田町付近に設置予定

唐木田駅と相模原駅の間の町田市内に、中間駅が1駅設けられます。

中間駅が設けられる予定の場所は、町田市上小山田町付近で、未開発の農村地帯・丘陵地帯が広がっています。

上小山田町の南側は宅地化・市街化が進められており、新駅が設置されれば利用者がすぐに見込まれそうです。

場合によっては上小山田町北側の丘陵地帯も切り開いて造成し、宅地開発が行われる可能性もありますが、その場合は自然環境の保護が課題となりそうです。

上溝駅までの延伸は長期化する見込み

以前は唐木田駅〜上溝駅まで一体的に整備が行われる案もありましたが、今回の報告書では相模原駅までの先行整備が取り上げられています。

相模原駅までの先行整備に10年以上かかる見込みのため、上溝駅までの延伸は、長期化するか、国内の人口現象の影響で凍結される可能性もあるかもしれません。

小田急多摩線の延伸はいつ完成・開業?

小田急多摩線の唐木田駅〜相模原駅間の延伸事業の開業想定年次は2033年(令和15年)となっており、工事は10年以上にわたって行われそうです。

小田急多摩線延伸事業の概要

開業想定年次︓令和15年(2033年)

想定運⾏本数︓ ピーク時 9本/h(急⾏3本、各停6本) オフピーク時 6本/h(急⾏3本、各停3本)

運賃設定︓⼩⽥急電鉄の運賃体系に50円の加算運賃(※1)を想定して設定

想定事業スキーム︓都市鉄道利便増進事業(※2)

想定事業主体︓営業主体 小田急電鉄株式会社 整備主体 公的主体

沿線地域開発︓相模総合補給廠一部返還地等の開発による将来人口の増加を⾒込む (相模総合補給廠一部返還地の将来計画人口(従業人口20,000人、夜間人口3,000人)は 「相模原市広域交流拠点整備計画(平成28年8月)」に基づく。)

JR横浜線との乗換︓延伸線新駅とJR相模原駅については、地下連絡通路による乗換を想定

相模原駅周辺では大規模な再開発が検討されている

相模原駅周辺エリアでは、相模総合補給廠が一部返還されることを活用した、大規模な再開発事業が想定されています。

再開発は住宅系中心ではなく、業務系の中規模の副都心レベルの開発を想定しており、実現すれば相模原市の新たな中心街として発展しそうです。

小田急多摩線延伸効果は、東京と相模原市のアクセスの改善のみならず、周辺地域から相模原へ業務のために通勤する人の流れも生まれそうです。

大規模なショッピングモールなどが整備されれば、日中の時間帯も利用客が見込めそうです。

橋本駅付近にリニア中央新幹線駅が2027年ごろ開業予定

リニア中央新幹線の神奈川県ターミナル駅が、各線が乗り入れる相模原市の橋本駅付近に2027年ごろに開業する予定となっています。

相模原駅開発エリアは、橋本駅、リニアからのアクセスも良く、業務・商業系エリアとして発展するポテンシャルがあると思います。

画像引用元:相模原駅周辺地区の市街地整備計画

画像引用元:小田急多摩線延伸に関する関係者会議 調査のまとめ

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